神田岩本町と岩本町三丁目。このエリアには「あっ!」と驚く歴史があるんです。「一見、なんでも無いようなあの場所は…」「実は…」な、ちょっと自慢したくなっちゃうヒストリーをご紹介します。
ヒストリー1
岩本町交差点のあの三角地帯は、とてもオシャレな広場でした。
古代ローマ風のガゼボ(西洋風あずまや)が建ち、周囲は遊歩道になっていて。その名を「泉廣場(いずみひろば)」「和泉橋廣場公園」(いずみばしひろばこうえん)と言いました。今ではその名を「馬の水飲み広場」に替え、都心では珍しい緑の草地になって、町会のラジオ体操の会場になっています。

ヒストリー2
神田川南岸の柳原通り(やなぎはらどおり)。妙に幅の広い一方通行の道路。なぜこんなに広いのでしょう。実は、この柳原通り、鉄道馬車や路面電車が走った大通りだったんです。
その歴史は江戸時代から。通りの左右に古着屋(高級品あり)がびっしり並び、休憩する甘味処もあって、明治になると洋服屋が現れ、当時の観光ガイドに必ず紹介される全国的に有名なファッション・ストリートだったんです。

ほかにもまだまだヒストリーあります。
靖国通りの大和橋(やまとばし)交差点。どうして名前が「橋」なんでしょう。見渡しても川なんて無いのに‥‥。そんなヒストリー満載の歴史ブック『岩三史』を岩本町三丁目町会は作っちゃいました。参考文献の書き方は歴史学の正統に即した本格派。それでいて楽しく、「岩三」ウォーキングマップも付いていて。読めばあなたも「岩三」通。千代田区立図書館、国立国会図書館に置いてあります。
